FC2ブログ
プロフィール

Hey Jude

Author:Hey Jude
障害告知から10年。サークルは7年。
次男は知的に重度の自閉症児です。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

でも、そんなことはなかったのです。

わたしのように往生際のわるい親でも、時間をかけて、ようやく、分かってきました。


まず、ずっと続けてきた、余暇活動です。


初めは、次男の障害を軽くするためで、周りの子どもは良い刺激。

ボランティアさんはシャドウとしか思っていませんでした。


それが、ボランティアさんが子どもたちを褒めてくれると嬉しいし、

ほかのお子さんを見ていると、その子のむずかしさが分かります。



言葉が出ていても、知的に高くても、いや、そのほうが逆に問題を生む場面が、

多々、あるのです。


そしてほかのお子さんをまじえて見ていると、我が子も含めて、どの子もみな、

ユニークで豊かな特性をもっているのです。



13668955_850084631790457_3810934554223596842_n.jpg




つぎに、途中から始めた、啓発活動(講演会、上映会、勉強会など)です。


回数を重ねるうちに、発達障害のむずかしさやその支援をまなび、

親たちで共有しあうことができました。


さまざまな講師に来ていただくなかで、親の心配や不安ではなく、

本人主体の意思や選択などに、テーマを広げていきました。


親はどうしても本人が失敗しないよう先回りしてしまうけれど、

それが本人の権利をせばめているのではないか。



「障害者だって多少のバカなことをしてもいいじゃないか」

という弁護士の方のお話は、印象的でした。


11070628_880133935401919_240902775750096726_o_20161128185319470.jpg




だれだって、ささやかな楽しみを、もっています。


役に立つ楽しみか、と聞けば、ほとんどの人が答えに詰まるのではないでしょうか。


万人に共通した楽しみか、と聞けば、それもすぐには答えられないでしょう。


すなわち、人、それぞれです。



役に立つものだけで世界は成り立たないし、


みながみな同じものを楽しいと思うわけではない。


幸不幸も同じです。


本人の感じようで、人が決めるものではないのです。



障害はたしかに不便です。


でも障害以前に、その人はその人です。


その人の属性に、障害があるのです。



IMG_3732.jpg





今は次男と、歩くことを楽しんでいます。


むかしは片時も手を離せず、背中も見せられなかったのに、

手を離しても駆け出してしまうことはなくなり、

背中を見せても、振り向けば近くに居ます。



発達の段階を経ずとも、足並みをそろえられるのです。




今のわたしなら、通園施設の方が「歩けますか」と聞いてきた言葉に、

「歩けません。走ってしまいます」

と答えるでしょう。




スポンサーサイト




2016/11/28(月) 21:02 | コメント:0 | トラックバック:0 |
コメント
コメントを投稿
名前
タイトル
メール
URL
コメント
パスワード
管理者にだけ表示を許可する


トラックバック

この記事のトラックバックURL
 

この記事にトラックバックする (FC2 blog user only!)
 
この記事へのトラックバック


QRコード
QR